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中日高校生、北京と東京で楽しく交流
   2008-06-12 11:41:16    cri

中国高校生訪日団歓迎式が東京で開催

 第三陣の中国高校生訪日団を歓迎する式典が11日、東京で開かれました。 

東京都立杉並総合高等学校の和太鼓

東京都立神代高等学校のヒップホップダンス

 昨年1月、日本政府は、第二回東アジア首脳会議で「21世紀東アジア青少年大交流計画」を発表しました。今年は中日平和友好条約締結30周年であり、また2008年中日青少年友好交流年でもあります。今回は、北京市、上海市、山西省、黒龍江省、内モンゴル自治区、陝西省、吉林省等から中国の高校生250名が訪れました。これら高校生は明日から、東京、福島、新潟、茨城、愛知、富山、島根、埼玉、千葉などを訪問し、各地で学生同士の交流やホームステイを行います。

 歓迎式では、日本の高校生による「和太鼓」、「クラリネット演奏」、「ヒップホップダンス」が披露され、また、中国の高校生は「孔雀の舞」、「中国カンフー扇子の舞」を演じ、喝采を浴びました。

北京第十九中学校の舞踊孔雀の舞

吉林省実験中学校の扇子の舞

 吉林省実験中学校の高詩萌君は、「日本に来て見たことと中国で考えたこととは開きがあり、勉強不足ですね。日本の交通の便利さ、人々が公共秩序を守ることなどが印象に残りました。日本訪問は短いですが、自分で体験したことを帰国後、周りの人たちに伝えたいと思います」と話しました。

 また、西安電子科学技術大学付属高校の劉潔怡さんは「恥かしいですが、日本って地震の多い国だと言うイメージしかなく、日本に来て見てびっくりしました。あんなに沢山の高層ビルがあり、そして地震に強いと言うことで、すごいなあと思っていました。」と言いました。劉さんのクラスメートは「ホームスティがあると聞きました。日本人がどんな生活をしているかなどに興味を持っています。じっくり見たいです」と付け加えました。

 (文・カメラ kokusei)

中日友好協会が日本高校生代表団を歓迎

記念写真を撮る高校生たち

日中友好協会の朽木光晴さん

 中日友好協会の招きに応じ、日本高校生代表団が6月10日の夜に北京入りし、1週間にわたる中国訪問を始めました。これは胡錦涛国家主席の訪日後初の日本の高校生代表団の訪中となりました。中国を訪れて2日目の今日(11日)、京都と栃木の高校生ら99人からなる代表団は、北京市郊外の万里の長城、市内にある北京都市計画展覧館を見学した後、夜は人民大会堂で中日友好協会主催による歓迎会に出席しました。

中日友好協会の井頓泉副会長

団員の高校生と寄付金を渡された中日友好協会副会長の許金平さん

 歓迎会では、団員の学生たちが出身校で募った四川大地震への募金を手渡したり、今日誕生日を迎えた団員にケーキをプレゼントして一緒にお祝いをするなど、なごやかな雰囲気の中で行われました。

 中日友好協会の井頓泉副会長は、歓迎会で「百聞は一見にしかずということわざがある。みなさんには、中国の高校生とよく交流し、より多く、より良く中国を知ってほしい。そしてここで見聞きしたことを自分のクラスメイトや友達、そして家族に伝えてほしい」と高校生たちへの願いを語りました。

中国の高校生徒が紙に漢字や絵を描いて日本高校生と交流する様子

日本大使館の道上公使

 また、歓迎会に出席した日本大使館の道上尚史公使は、「中国の発展を肌で感じて、中国の生徒たちと交流し、彼らに負けないようがんばってほしい」と激励の言葉を述べました。

 歓迎会で日本の高校生たちは、ガイド役の北京の高校生とジェスチャーや英語で歓談しながら、中華料理を食べていました。

 食事の席で、立命館高校2年生の園田碧さんは、万里の長城について、「上り坂が急なところと、なだらかなところがあったのが不思議だった」と実際に登った感想を語りました。

 明日(12日)、青少年代表団一行は天安門広場や故宮を見学した後、北京第十九中学へ向かい高校生と交流する予定です。(取材:huangxunxun 写真:張保力)

日本高校生代表団、北京市第19中学校を訪問

 日本の高校生代表団は12日午後、北京市の北にある北京市第19中学校を訪れました。日本の高校生たちはこの学校の学生と一緒に英語と数学の授業を聞きました。

 日本の高校生たちは、先生の質問に答えたり、中国の学生と論議したりし、熱心に授業に受けました。その後、彼らは19中学校の学生団体の活動に参加し、書道や舞踊、エアロビクスなどで中国の学生たちと交流しました。

 この学校で高校一年の数学を担当している張征先生は「日本の高校生が教室に来たときは結構心配しましたが、結果的には大変よかったです。言葉は通じないけど、数学の符号はわかりますから、中国の学生と一緒に興味津津で聞いてくれました。そして彼らの必死な姿勢に感動しましたね」と話してくれました。 

張征先生

伊津さんと井上さん

  数学の授業を聞いた日本の高校生下雅意さん(二年生)は「私は数学が一番好きです。中国の数学の授業は、最初から自分で問題をといていくのでとても新鮮に思え面白かったです。また、中国の学生の数学での思考方法も日本人とちょっと違って、いい勉強になりました」との感想を話してくれました。

 英語を授業を受けた伊津さんと井上さん(高校三年)は「中国の英語の授業では最初から英会話がはじまり驚きました。皆さんの発音はとてもきれいで素敵だと思います。もっと予習したら、多分もっとできると思います」と話してくれました。

楽しい授業

ダンスで交流

 日本の高校生と舞踊で交流した19中学校の陳陽さん(中学校一年生)は「日本の高校生と交流するのは初めてですが、とても楽しかったです。アニメや漫画などで、日本の美少年や美少女をたくさん見たことがあります。実際に彼らを見て、漫画やアニメとはあまり変わりがないと思います。また、彼らは多分舞踊というものを学んだことはないのでしょうが、難しい動作にもチャレンジして見るその精神は素敵だと思います」と話してくれました。

一緒に考えよう

澤田さん

 この学校の書道部の活動に参加した澤田慎吾さん(高校三年)は「中国にきたのは今度が初めてです。万里の長城や故宮を見学して、中国はすばらしい国だと思いました。今日は英語の授業と書道部のの活動に参加し、中国の学生さんの授業への熱意と私たちへの親切さは忘れられません」と語っています。 (取材;トウ 徳花)

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