アメリカのポールソン財務長官は10日、「アメリカと中国の経済関係は、両国の経済ひいては世界経済にとっても非常に重要である。両国の戦略経済対話により、この関係は一段と発展しつつある」との考えを示しました。
ポールソン財務長官はこの日、カ-ネギ-国際平和財団で演説を行い、まもなく開かれる第4回中米戦略経済対話の状況について紹介しました。ポールソン財務長官はその中で、「アメリカと世界経済にとって重要な問題について、戦略経済対話は、より速やかかつ広範な進展を遂げた。踏み込んだ対話は、保護貿易主義より効果がある」と述べました。
17日と18日の両日、中米両国はアメリカのメリーランド州のアナポリスで次回の戦略経済対話を行います。これについて、ポールソン財務長官は、「今回の対話では、金融とマクロ経済の周期の変化、人的資源の開発、貿易と市場開放による受益、投資拡大および環境とエネルギー分野での協力などの内容が話し合われる。今回の会議を通じて、両国の経済の未来は、一層発展していくだろう」と述べました。(翻訳:洋)
|