中国科学院は2000年から2005年までの新疆ウイグル自治区の土地利用状況を調査しました。それによりますと、新疆ウイグル自治区の砂漠の総面積はこの期間中436平方キロ減り、減少の傾向を見せているということです。
新疆の砂漠の総面積が減少しつつある現状で、タクラマカン砂漠とグルバンテュンギュト砂漠の面積も減っています。
1980年代末から90年代末までの10年間、新疆の砂漠面積は毎年80平方キロ以上増えていました。しかし、長年の生態建設、特に耕地を森林や草原に戻したり、植林したりする措置を講じた上で、ここ数年来新疆の降水量が多くなったこともあり、新疆の砂漠化問題が緩和され、この流れが続いています。
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