青海チベット高原の西北部にあるココシリ国家級自然保護区管理局は、「5月中旬になると、保護区内のカモシカは出産のため大規模な移動を始める。これまでに、出産が近づいた300頭あまりが青海チベット鉄道の動物通路を通過し、水や草の豊かな場所へ移動した」と発表しました。
管理局の局長の話によりますと、今年、保護区内のカモシカの移動時期が例年より一ヶ月早まったということです。カモシカの安全を図るため、管理局は、巡回保護観察をしたり、テントで出産所を作ったりして、対策を取っています。また、野生動物の伝染病の監視や防止にも力を入れています。(翻訳 朱丹陽)
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