ロシア国防省国際軍事協力総局のブジンスキー副局長は27日、「アメリカのヨーロッパでのミサイル配備はロシアの国家安全を大きく脅かしている。ロシアはそれ相応な措置を取ることにした」と述べました。
ロシアのタス通信がブジンスキー副局長の話として伝えたところによりますと、ロシアはその相応措置をすでに検討し、具体的な方案を出しています。
ブジンスキー副局長は、「チェコに配備したレーダとポーランドに配備した迎撃ミサイルは、アメリカの世界的なミサイルシステムの一部分であり、ロシアがこれに対抗措置を取る目的は、アメリカの迎撃ミサイルのロシアの国家安全に対する脅威を最小限に抑えることにある」と強調しました。
なお、アメリカはポーランドで10基のミサイル迎撃装置を配備し、チェコではレーダ基地を設ける計画ですが、この計画にロシアは断固たる反対を示しました。(翻訳:董)
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