本部がウィーンに設置されたOPEC・石油輸出機構が26日に発表したデータによりますと、OPEC市場の原油の平均価格が先週1バレル123.73ドルとなり、前の週より4.65ドルを上回り、最高値を更新しました。
今年に入ってから、OPECの原油価格が絶えず上昇しています。5月になると、OPECの原油価格の上昇が速くなり、三週間連続して最高値を更新しました。毎週の平均価格から見れば、4月の最後の週の1バレル108.37ドルから先週の1バレル123.73ドルまで値上がり、3週間で累計して14%上がったことが分かりました。
OPECは、国際原油市場の需給が基本的にバランスが取れており、原油価格高騰の主な原因は、ドルの値下がりと狂った市場投機活動だとの立場を堅持しています。そのため、OPECのバドリ事務局長は「この状況の下で、OPECの増産は石油価格の安定に役立たない」と強調しました。(翻訳:katsu)
|