中国国民党の呉伯雄主席が率いる代表団が、26日午後チャーター機で江蘇省南京に到着し、大陸への訪問を始めました。
南京に到着した呉伯雄主席を中国台湾事務弁公室の陳雲林主任が出迎え、歓迎式典に先だって双方は四川大地震の犠牲者に黙祷をささげました。
陳雲林主任は歓迎の挨拶で、国民党および台湾人民が被災地に対して行った支援に感謝の意を表し、「呉主席の訪問は、新しい情勢の下、国民党と共産党の更なる交流と協力を促進し、両岸関係の発展に大きな貢献をするに違いない」と述べました。
これに対して、国民党の呉伯雄主席は挨拶の中で、「今回の訪問は、両岸の新しい時代のスタートである。海峡両岸が小異を残して大同につくことは、胡錦涛総書記ならびに馬英九氏が共に希望するところである。困難は多くても、双方が誠意を持って当ったれば、両岸関係の前途は明るくなる」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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