四川大地震で、各地にできた「堰止め湖」が決壊して大規模な2次災害を引き起こす恐れが強まり、中国政府はその崩壊阻止に全力を尽くしています。
「堰止め湖」とは、土砂崩れで川の流れが堰止められたために、生まれた湖です。崩壊すれば、洪水になり、とても危険です。
温家宝首相は、「堰止め湖の問題をできるだけ早く解決し、下流にいる住民を避難させる対策案を制定しなければならない」と要求しました。
23日現在、被災地域に34ヵ所の堰止め湖があり、そのうち7ヵ所は人工的に水を流出させ、危険が解除されました。残りの堰止め湖に対して、観測スポットが設置され、既に2万人余りが避難しました。(翻訳:ooeiei)
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