四川大地震の救援に入った日本の援助隊の現地での活動ぶりは、中国のテレビや新聞、インターネットで伝えられ、多くの中国人が感謝の気持ちで受け止めています。
地震発生後、ずっと不安な気持ちで毎日テレビの生中継を見ている単純さん(74歳)は、1986年まで、震源地の山間地帯で20年間、教師をしたことがあります。
単さんは日本援助隊について、「飲み水や食糧、テントなどすべて持参し、被災地に入っている。自分たちの生活に必要なものはすべて自分たちで整え、被災地に一切負担をかけないよう細やかなところまで心がけている。救援のみが目的で現地に入っていることが良く分かる。行き届いた配慮をしていることに感心した」と言い、「被災地の安県、北川、綿陽などで仕事し、生活した人間として、大きな災害の中、私心のない援助を提供してくださった日本の皆さんに、現地の友人たちを代表して、また、私の回りにいる北京市民を代表して、心から感謝の気持ちを伝えたい」と語りました。(王小燕)
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