5月12日に発生した四川大地震で、現在までにすでに32476人が死亡し、怪我をした人は220109人、9500人が今もなお生き埋めになっています。廃墟から救出された人は33434人に達しています。
四川大地震を受けて、日本政府は発生翌日の13日、5億円相当の緊急援助物資を提供すると発表しました。そして18日、約6000万円相当の緊急援助物資が早くも被災地に到着しました。これらの援助物資にはテント、毛布、発電機、浄水器、簡易水槽、バケツ、プラスチックシートなどがあります。また18日夜、新たに50台の血液透析機や浄水器、医薬品、テントなどが送られました。
また、15日、日本は61名からなる国際緊急救援隊を被災地に派遣しました。
日本援助隊、中国側と協力し救助活動に全力
四川大地震で日本の国際緊急援助隊は18日、震源地に近い北川県の曲山鎮と北川中学校で救出活動を行いました。一時、生命反応があったため10数時間かけて捜索を続けましたが、生存者は発見できませんでした。
日本の援助隊は18日、地元の消防士や軍兵士、ボランティアなど中国側の協力の下で、生命探査装置を使い、北川中学校と曲山鎮の2カ所で生存者の捜索を行いました。午後、2カ所とも生命反応があり、援助隊は10時間以上捜索を続けたものの、生存者は見つかりませんでした。
援助隊は19日、全員(60人)が曲山鎮に合流し、捜索を続けます。(翻訳:鵬)
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