国務院震災対応本部衛生防疫グループの責任者高強氏は15日北京で、「いまのところ、震災地の四川省では伝染病やその他公共的突発事件は発生していない」と発表しました。
高強氏はこの日の記者会見で、「衛生省は地震発生後直ちにAクラスの衛生応急メカニズムを起動させ、医療チームを被災地に派遣して、被災地での治療と防疫活動に当たらせた」と述べました。
それによりますと、15日午前10時までに合わせて10000余りの各地の医療関係者が被災地に入り、救出と治療活動に当たり、四川省内だけでも6万4000人余りの負傷者などが手当てを受けています。
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