中国の四川省で起きた大地震で、13日午前1時ころ、震源地のブン(水へんに文)川県と初めて連絡が取れました。
13日午前1時15分、四川省アバ州政府の副秘書長で緊急対策弁公室の何ヒョウ(風に炎)主任は、ブン川県共産党委員会の王斌書記と衛星電話で現在の状況について話し合いました。
王斌書記によると、ブン川県では、多くの家屋が倒壊、または危険の状態にあり、県の中心部ではおよそ3万人が避難しているということです。また、震源地にある臥竜地区とはいまだに連絡が取れていないということです。
王斌書記は、「テント、食糧、医薬品、通信設備を緊急に空中投下してほしい。また、負傷者救助のため、医師を派遣してきてほしい」と訴えました。(翻訳:鵬)
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