イランのムスタファ・モハンマデイ内相は26日、イラン国会選挙の決選投票で、保守派が69％の得票率になり、圧勝が確実となったと発表しました。

　モハンマデイ内相は26に行われた記者会見で、「保守派は国会でおよそ200の議席を占める。イランの国家発展を促すために、新しい議会は政府と共に努力していくよう願っている」と述べました。

　新しく選出されたイラン議会について、地元の専門家は「保守派が絶対的な多数を占めているが、その内部には政府の各政策について意見の食い違いがある。アフマディネジャド大統領をはじめとする政府が全面的な支持を得られるとは限らない」との考えを示しました。