国家食品薬品監督管理局によると、中国が独自に開発したインフルエンザワクチンが2日、薬品承認書類番号を取得して正式に認可された。ヒト用鳥インフルエンザワクチンの製造技術を備えた国は世界でも少数で、中国の研究状況は基本的に海外の主要メーカーと肩を並べるに至った。
今回認可を受けてワクチンを製造するのは北京科興生物製品有限公司。同ワクチンはH5N1型インフルエンザのウイルスによるインフルエンザに効果があるだけでなく、ウイルス変異後の新ウイルス株に対するワクチン製造にも迅速に対応できるものだ。
インフルエンザワクチン研究開発の複雑さと重要性にかんがみ、同局は早くから研究開発に介入してきた。3月28日には特別審査許可プロセスを立ち上げて、専門家チームを組織して同ワクチンの技術審査評価を短期間で完了させた。(編集KS)「人民網日本語版」
|