中国外務省の姜ユ報道官は1日北京での記者会見で、「もし、あるものが世界の人々のスポーツの祭典を己の政治目的達成に利用しようと企むのであれば、それは場違いというもので、必ず自業自得という結果を招くだろう」と指摘しました。
ここ数日、一部の外国の政界要人は北京オリンピックをボイコットすると叫んでいますが、これについて姜ユ報道官は、「中国側はいかなる理由であろうともオリンピックをボイコットすることに一貫して反対してきた。オリンピックは世界の人々のスポーツの祭典であり、政治問題を議論し、ことの政治化を図るステージではない。オリンピックのボイコットを叫ぶ一部の外国の指導者は、自らオリンピックという大家庭を離れようとしているのであり、これは己のイメージと利益を損ないという結果を招くだけである。オリンピックを利用し、中国に圧力をかけるすべての企みも、必ず失敗に終るだろう」と述べました。
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