中国国営の新華社通信は、26日論評を発表し、「一部の政治目的を持つ国際組織がオリンピック採火式を妨害した行為は、神聖なオリンピック精神を汚すとともに、オリンピックを愛する全世界の人々の感情を傷つけた」と述べました。
ギリシャ現地時間の3月24日、北京オリンピックの聖火採火式がオリンピアで開催されている最中に、3人の『国境なき記者団 』(Reporters Without Borders)のメンバーが横断幕を挙げて乱入しました。3人はすぐに警察に連れ去られ、『不当な行為』として現地の司法部門に告発されました。
新華社の論説は、「オリンピック聖火の採火式が終わった後、北京オリンピック組織委員会の公式ホームページには20余りの国や地域の5000余り人から書き込みがあった。彼らは、北京とオリンピックを祝福するとともに、不当な行為を非難した。IOC・国際オリンピック組織委員会のロゲ会長を含めた要人たちも、この行為を非難した。彼らの立場は、オリンピック精神を尊重し、オリンピックを利用して自分の政治主張を売り込む行為に反対する全世界の人々を代表する」と論評しました。(翻訳:李軼豪)
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