パン・ギムン国連事務総長は25日、パレスチナ問題について開かれた安保理会議で講演し、「中東和平プロセスを停滞させてはならない。さもなければ、より多くの暴力に直面するだろう。私は国際社会と共に中東和平プロセスを引き続き推進していく」と表明しました。
パン・ギムン事務総長は、「現在、パレスチナとイスラエルとの衝突はいくらか緩和された。しかし、現地の情勢は依然として緊張し、再び悪化する可能性もあり、憂慮している。交渉は唯一の出口である。交渉を通じてのみ、パレスチナ人民はイスラエルの占領を終わらせ、独立した主権国家を樹立する合理的な理想を実現することができ、イスラエル人民は衝突を終わらせ、恒久の平和と安全な環境の中で生活することを始めて実現出来る。アナポリス中東和平会議で、パレスチナとイスラエルの指導者は今年の末までに和平協定を結ぶことを決意した。国際社会はこれを支持する。私はこの目標が予定通り実現されることを望む。『土地と平和との交換』原則、『アラブ和平協議』及び安保理の一連の決議に基づいて、各方面と共に和平プロセスを推進して行く」と述べました。(翻訳:董)
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