ヨルダン国王のアブドラ2世は4日、南部の港湾都市アカバでヨルダンを訪問中のフランスのサルコジ大統領と会談し、中東和平プロセスの進展状況について意見を交しました。
ヨルダン王宮は声明を発表し、「アブドラ2世は、サルコジ大統領に対し、このほど行われたパレスチナとイスラエルによる和平協議などについての関係各方面の会談状況を紹介した。アブドラ2世は、パレスチナとイスラエルの協議が中東和平ロードマップ、アラブ和平提案、それに関連する国際決議に基いて行われ、2008年末までにパレスチナ独立国家を樹立、最終的に中東和平を実現することを目指していると強調した」ことを明らかにしました。
また、声明は「アブドラ2世とサルコジ大統領は、レバノン問題についても討議し、関係方面がレバノンの民族和解の実現や、団結と主権の維持のために払った努力を支持していくことを示した」としています。(翻訳:katsu)
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