中国科学技術省の劉燕華次官は13日、北京で、「2006年から2010年までの第11次5カ年計画期間中、国家科学技術計画は民生用分野に力を入れてきた」と述べました。
劉燕華次官によりますと、第11次五カ年計画の間、工業科学技術と民生用科学技術の予算の割合は前回の7対3から、5対5となりました。また、農村や健康、環境、生態、安全、省エネ、災害防止などの分野に対する予算も大幅に増加したということです。
また、「重要な新薬開発」プロジェクトの責任者の桑国衛氏は、この日北京で、2006年から2010年までの第11期の五ヵ年計画の期間中の活動について、「民衆の健康を脅かす疾病を対象に、30種類の新薬を開発していきたい。同時に、基本医療に使われている薬品を改良して、より効果的で、より手ごろな値段で手に入れるものにしていきたい」と述べました。(翻訳 GK 朱丹陽)
|