中国の胡錦涛国家主席は8日北京で、石油化学の専門家ミン恩沢氏、植物専門家呉征鎰氏に2007年国家最高科学技術賞を授与しました。
今年84歳のミン恩沢氏は「中国石油精錬触媒応用科学の創始者」と呼ばれています。閔氏は長年、航空用ガソリンや重油加工などの触媒剤を開発してきました。これらの成果は国家のエネルギー安全や持続可能な発展にとって重要な戦略的な意義があります。
今年92歳と高齢の呉征鎰氏は長い間、中国の植物を主とした東南アジア植物の研究に従事し、国際植物学分野において高い名声を得ています。貴重な文献を多く編纂し、人類が自然を認識し、人間と自然との調和を図るため、大きく寄与しました。
中国国家最高科学技術賞は2000年に設立され、現在まで、合わせて12人の科学者がこの賞を授けられました。(翻訳:董)
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