コロンビアのウリベ大統領は7日、ドミニカの首都・サントドミンゴで、エクアドル、ベネズエラとニカラグア3カ国の大統領と外交紛争の終結について合意しました。

　この日開かれた中南米の国々が参加する第20回「リオ・グループ」の首脳会合で、ニカラグアのフェルナンデス大統領は、コロンビア・エクアドル・ベネズエラ3カ国が地域平和のために和解するよう呼びかけました。

　コロンビアのウリベ大統領は首脳会合の席上、1日の越境作戦についてエクアドルの政府と国民に謝罪しました。これに対して、エクアドルのコレア大統領は、「ウリベ大統領が二度と同じような行動を取らないことを約束すれば、エクアドルは紛争を終結させたい」と述べました。その後、両大統領は握手を交わしました。（翻訳：コオリ・ミン）