中国政府の劉貴今ダルフール問題特別代表は7日、「ダルフール問題を北京オリンピックに関連させようとするのは道理がない。極一部の人が個別の問題を利用して北京オリンピックに泥を塗ろうという企みは失敗するだろう」と指摘しました。
これは、劉貴今特別代表がこの日行われた外務省主催の関係記者会見で述べたものです。劉貴今特別代表は「オリンピックに関係のない政治問題をオリンピックに紛れ込ませるのは冷戦時代のやり方である。今、冷戦はすでに終わった。冷戦時代の考えを持っている極少数の人々がこれをやめるよう希望する」と述べました。
劉貴今特別代表はさらに「中国は、ダルフール問題で多くの積極的かつ建設的な活動を行った。これは、国際社会から幅広く認められた。いくらか誤解を含んだものを含むオリンピックに関するすべての提案に対して、中国はこれを歓迎するという開放的な姿勢をとっており、その合理的な内容に耳を傾けたい。しかし、悪意を持つものか、あるいはダルフール問題のような関係ない問題を利用して北京オリンピックをボイコットするというに行為に、中国は断固として反対する」と語りました。(翻訳:katsu)
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