第11期全国人民代表大会第一回会議が5日北京で開幕し、温家宝首相は政府活動報告を行いました。海外のメディアおよび華僑、華人はこの政府活動報告に注目しています。
スイスの新聞「ジュネーブ・トリビューン」は、「中国政府は、社会の公平をより重視し、教育、医療など人々の暮らしに関わる分野での財政投入を増やした」と報道しています。
アメリカの新聞「ワシントン・ポスト」、「ニューヨーク・タイムズ」などのメディアは、温家宝首相の政府活動報告を引用し、「中国の経済発展の主な任務はスピードではなく、質である」としています。アメリカのメディアは、政府の機構改革に関するニュースを報道し、「この改革は政府各部門の間の協調にプラスとなり、エネルギー問題への適切な対応、環境保護や金融改革にも有利である」と見ています。
また、イスラエルの新聞も、「中国はその製品の安全基準を国際基準に符号させる措置をとっている。これは、輸出大国のイメージをよいものにするため、中国が積極的な姿勢をとっていることを表している」と報道しています。
タイの華僑組織である泰華婦女連合会の梁氷会長は、「政府活動報告から、中国政府が教育問題を重視していることが分かった。教育、特に農村教育の質の向上は、国家にとって意義深いことだ」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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