中国の第10期全国人民代表大会第四回会議と中国政治協商会議第十期全国委員会会議が閉幕しました。この両会議に対して、海外のメディアと学者は非常に関心を払い、特に農村問題や、台湾問題、"第十一次五カ年"計画などの内容を高く評価しました。
シンガポールの新聞「聨合早報」は15日付の社説で、「全人代会議が採択した"第十一次五ヵ年"計画は、科学発展の理念が正式に中国政府の将来の施政方針になったことを示している。中国の向こう5年の発展方向は明確である」としています。
カンボジアの新聞「華商日報」の15日付の論評は「今年の両会議は人間を基本とし、調和の取れた社会の実現というテーマを強調した」と述べました。
パキスタンのメディアは15日、温家宝首相が14日の全人代の記者会見で記者の質問に答えた内容を報道しました。パキスタンのメディアは主に温家宝首相が"台湾独立"に対して厳しい警告を発したことを取り上げました。
モンゴル・中国友好協会の事務局長でもある中国問題の専門家・チメツゲ氏は15日メディアのインタビューに答えた際、「両会議の開催は中国の新しい発展構想をもたらし、中国の発展に新しい活力を注いだ。中国が提出した科学発展の理念は世界の流れに符合している」と語りました。
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