日本を訪問中の中国の唐家セン国務委員は、23日、大阪で、「大阪を中心とする関西地区は、中日経済貿易関係で極めて重要な地位を占めている。今後、大阪が、中日友好協力を発展させる上でより大きな役割を果たすことを期待する」と述べました。

　これは、唐家セン国務委員が、この日、大阪の橋下徹知事と会談した際に述べたものです。この中で、唐家セン委員は、「胡錦涛国家主席がまもなく日本を公式訪問するが、この訪問が、両国関係を大きく推し進めるとともに、大阪と中国との交流や協力をもより広めていくに違いない」と指摘しました。

　これに対して、橋下徹知事は、「日中関係がさらなる発展のよいチャンスにある中、大阪はより前向きな姿勢で、両国の交流や協力に力を入れていきたい」との考えを示しました。（翻訳　朱丹陽）