中国外務省の姜瑜報道官は20日、「ドイツが一つの中国という政策を堅持することに中国政府は評価している。ドイツと共に努力し、二国間関係の健全かつ安定的な発展を促していきたい」と述べました。

　中国の楊潔チ外相は今月22日、イラン核問題に関する6カ国外相会議に出席する期間中、ドイツのシュタインマイヤー外相と会談する予定です。また、ドイツのガブリエル環境相は今月末、訪中する予定です。

　記者の質問に答えた際、姜瑜報道官は、「中国政府はドイツとの友好関係の発展をとても重視しており、大局と長い目から両国間の問題を解決するつもりだ。ドイツ政府は、中国との関係を高度に重視し、一つの中国という政策を堅持し、台湾とチベットは中国領土の一部分であることを認め、台湾独立に反対し、チベット独立を支持しないことなどを表明した。これについて、中国側は評価している。ドイツと共に努力し、相互尊重、平等、お互い内政不干渉などの基本原則に基づき、両国関係の健全かつ安定的な発展を促していく」と述べました。（翻訳：ooeiei）