中国の温家宝首相は18日、北京で、「中国が平和的発展の道を歩むことは、中国の国情によるものである。中国の発展は、他国を干渉したり、威嚇したりすることはしない。今日はこうであり、50年、さらに100年たっても変わらない」と述べました。
この日、温家宝首相は、中国を訪問中のイギリスのブラウン首相と共に、中国人民大学を訪れ、中国やイギリスの人々と交流活動を行いました。ブラウン首相は、その際、「イギリスは、中国の発展を歓迎する。それは、イギリスに確実な利益をもたらしただけではなく、世界にもプラスとなることだ」と語りました。
気候変動など国際的な問題について、温家宝首相は、「中国は、引き続き、省エネや温室効果ガスの排出の削減、クリーンエネルギーなどの分野でイギリスと協力していきたい」と述べました。
交流活動終了後、温家宝首相とブラウン首相は、両国の卓球選手の交流試合を観戦しました。その後、ブラウン首相は、「ロンドンは、北京に次ぎ、2012年のオリンピックを主催するため、スポーツ分野で中国と協力を強化したい」と述べました。(翻訳:GK)
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