温家宝首相は21日、シンガポールへの訪問を終え、北京に戻りました。温家宝首相は、ASEAN・東南アジア諸国連合の首脳会議などに出席しましたが、その意義について、随行の楊潔チ外相は帰国の特別機で、「中国とASEANとの相互信頼や協力を深め、互恵共栄を促した」と強調しました。
楊外相は、「二国間協議、多国間協議などが集中的に行われる多忙なスケジュールで、温首相は、中国の互恵共栄の戦略を説明した上で、地域と二国間協力についてASEANと関係各国の指導者とも意見を交わした」と述べた上で、「今回の訪問は、東アジアの実務的な協力を促し、中国と関係各国の友好関係を進め、中国とシンガポールとの関係が新しい段階に上がることを促進した」と評価しました。(翻訳 朱丹陽)
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