旧日本軍が中国に遺棄した毒ガス対策に取り組む敦化被害者弁護団は17日、日本政府を相手に損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。
原告側弁護団は総額6600万円の損害賠償を求めて東京地裁に訴状を提出しました。本件の原告は中国吉林省敦化市に住んでいる中国人周桐(17歳)と劉浩(13歳)の少年二人です。2004年、彼らは旧日本軍が遺棄した化学兵器に間違って触ったため、皮膚がかぶれたり、呼吸器障害が起きるなどの病状が現れました。被害にあった後、彼らは日本政府に対し恒久的対策と生活費の賠償を求めてきました。しかし、誠意ある回答がなかったため、今回の提訴に至りました。(翻訳:ooeiei)
|