グルジア中央選挙管理委員会のダクニシビリ委員長は13日、グルジア大統領選挙の結果について、サーカシビリ前大統領が過半数を上回る53.47%を得票して再選を果たした」と発表しました。
ダクニシビリ委員長はこの夜行われた記者会見で、野党の有力候補ガチェチラゼ氏が25.69%を得票して第2位を占めたが、ほかの候補者の得票率がいずれも8%を下回っていることを明らかにしました。
ダクニシビリ委員長はまた、「大統領選挙と並行して行った、グルジア議会選挙の期日選定それにグルジアのNATO加盟の是非に対する国民投票の結果がすでに分かった。69.8%の投票者は今年の春に議会選挙を行うことに賛同し、72.5%の投票者はグルジアがNATOに加盟することに賛成している」と述べました。
野党勢力はこの日、首都トビリシで大規模な集会を開き、中央選挙管理委員会による開票に不正があると非難し、上位2人の候補者による決選投票を行うよう求めました。(翻訳:KH)
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