アメリカのブッシュ大統領は10日午前、ヨルダン川西岸の都市ラマラに着き、パレスチナ訪問を始めました。ブッシュ大統領は、「パレスチナとイスラエルが年内に和平協定を達成することに自信を持っている」と語りました。
ブッシュ大統領はパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長と会談した後の記者会見で、「パレスチナとイスラエルは、自分の任期が終わる2009年1月までに和平協定を達成できると信じている。適切なサポートがあれば、パレスチナ国家の建設も実現できる」とした上で、「永久平和を実現するため、アッバス議長とオルメルト首相が力を合わせて、難しい選択をしなければならない」と述べました。
ヨルダン川せいがのユダヤ人入植地について、ブッシュ大統領は、「アメリカはイスラエルが入植地を建設することにすでに関心を寄せている」とした上で、「パレスチナとイスラエルが中東和平のロードマップ計画の関連規定を守る必要がある」と強調しました。(翻訳:KH)
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