アメリカ国防総省は、28日、「キューバのアメリカ軍のグアンタナモ基地の刑務所に拘禁されていた10人のサウジアラビア籍の囚人を国に送還することを決めた」ことを明らかにしました。
このほか、アメリカの国防総省は、「一連の複雑な審査を経て、この10人は送還条件に符合している」とした上で、必要のない場合、アメリカは外国人囚人を拘禁する気はないとしています。さらに、「現在、グアンタナモ刑務所には、送還条件に合った60人がいる。具体的な進め方については、アメリカはこれらの国と交渉中だ」と述べました。
現時点では、アメリカは、すでに約500人のグアンタナモ刑務所の囚人を送還し、まだ、約275人が拘禁されています。
(翻訳 朱丹陽)
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