韓国法務省は、7日、投資顧問会社BBKの不正事件にイ・ミョンバク(李明博)次期大統領が関与しているかを独自に捜査することが違憲かどうかについて、意見書を憲法裁判所に提出しました。憲法裁判所は、この意見書を受け取った後、10日午後2時に、これについての決定を言い渡すと発表しました。
ノムヒョン大統領は、7日、ソウル高等裁判所のチョン・ホウヨン元所長をこの事件を調査する特別検察官に任命しました。チョン元所長は、6人からなる特別検察チームを設置し、調査の結果をイ・ミョンバク氏が大統領に就任する2月25日前に公表する予定です。法務省は、この調査は、憲法の定めた三権分立の原則に違反しているとしています。(翻訳:任春生)
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