中国を訪問中のアメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)のオブライエン氏は4日、アメリカの中国大使館が主催した記者会見で、「アメリカ消費者製品安全委員会は中国国家品質監督検査検疫総局と良好な協力関係を保っているが、これから製品の安全性確保に関する協力を強化していきたい」と話しました。
オブライエン氏は、「今回の訪問の目的は中国政府の関係者とメーカーに、アメリカの消費者が展開している消費者権益の保護活動、その関連の政策、それに消費者の行動がアメリカの国内と海外のメーカーに与える影響など、アメリカの消費理念を全面的に紹介することにある」と述べました。
オブライエン氏はまた「中国国家品質監督検査検疫総局は製品の安全性を確保するため色々と工夫しており、大きな成果を収めた。現在、アメリカと中国の中央政府は、定期的なコミュニケーションを保っている。中国の各地方政府の関係部門との間でも、情報交換をしている。これにより、中国側はアメリカ国内の製品基準などの情報をすぐ入手できる。アメリカは中国と経験を分かち合い、協力を続け、それぞれの製品安全体制を整えていきたい」と話しました。(翻訳:KH)
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