国家品質監督検査検疫総局と中国税関総署は8日、食品の密輸入への取締りを強化する協力文書に調印しました。双方は情報の共有や、案件の摘発と処理などを強化し、非定期的に関係問題を討議する会議を開き、共に取締り活動に取り組むことになります。
ここ数年、鳥インフルエンザなどの高病原性伝染病が世界範囲で蔓延し、肉類の密輸入などは中国の食品安全を脅かすものになりつつあります。2004年だけでも、中国の税関と検査検疫部門が発見、処分した密輸入の肉類製品は15万トンにもなるということです。