中国の社会科学院は3日、2008年「社会青書」を発表し、「2008年は、中国の改革開放30年の発展において新しい一里塚となる」としました。
この青書は、「中国の社会建設事業は、2007年に急速な進展を遂げた。就職状況は好転し、都市部と農村部をカバーする最低生活保障制度と医療保障は、ほぼ確立された。また、教育への財政投入は著しく増え、労働者の権利は強化された。このほか、省エネ・排出削減のための事業も一定の成果を収め、社会治安も安定し、国民の中央政府に対する信頼は全体的に高まっている」と指摘しています。
青書はさらに、「北京オリンピックの開催は、中国が新しい世界の経済強国となったことを意味する。引き続き安定した経済成長を保ち、市民の生活と公平を重んじることは、これからの一年、健全な発展を維持するための鍵となる」としています。(翻訳:周莉)
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