中国本土と香港の間で締結された、経済交流を活発化するための協定、CEPA(シーパ)・経済貿易緊密化協定が、著しい効果を見せています。香港の商工業界と関連業界は、これを認め、歓迎すると共に、積極的に事業に取り組んでいます。
CEPAが2004年の元旦に施行される前は、中国本土と香港の経済関係は、貿易と投資がメインとされていました。CEPA施行後は、貨物貿易からサービス貿易へと移行しています。今年6月には、CEPA補足協定第四号が香港で調印されましたが、これは中国本土と香港の経済貿易協力の更なる発展を意味しています。
香港特別行政区財政局の曾俊華局長はこのほど、「CEPAが施行されてからおよそ4年経ったが、中国本土と香港に新たな経済チャンスを提供し、香港の地域及び国際市場での地位をさらに確固たるものとした。CEPAは、香港の経済復興を促し、香港資本の大陸への進出にもプラスとなる」と述べました。(翻訳:周莉)
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