中国で初めて独自の知的財産権を有する小型旅客機ARJ 21が21日、上海で完成しました。これについて、中国の曾培炎副首相は「新型旅客機は中国航空産業および民間機製造業にとって、大きな一里塚の意義がある」と述べました。
この中で、曾培炎副首相は「中国は国土が広いため、世界でも地理的要因や気候などの面で差が大きい国の一つである。ARJ21旅客機はこうした複雑な要素を考慮し、高原や砂漠など特殊な環境にも適応できるローカル線旅客機である」と述べたあと、「関係者は総合的なテスト飛行を行い、このジェット機の大量生産と関連機種の製造に努力するよう」期待を示しました。
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