韓国の次期大統領に当選したイ・ミョンバク(李明博)氏は20日、ソウルで、記者会見を行い、新政権の内外政策を述べました。
イ・ミョンバク氏はその中で、「新政権は、経済の繁栄と質の高い生活を共に推進する時代を切り開く。また、革新を基礎にして経済の発展を促進し、より多くの人々に利益をもたらす新しい発展体制を確立し、調和の中で変わることを求めていきたい」と述べました。
対外政策について、イ・ミョンバク氏は、「新政権は多角化の国際関係の中で、柔軟な実用主義という外交政策を実行する。韓米関係の面で、相互信頼を基礎にして双方の共通の価値観を改めて求めていく。また、朝鮮半島の核問題の上で、半島の非核化の平和な時代を開いていきたい」と述べました。
同じ日、韓国のノ・ムヒョン大統領はイ・ミョンバク氏に電話をかけて次期大統領の当選に祝賀の意を表しました。
また、アメリカはこの日、イ・ミョンバク氏の大統領当選に歓迎の意を表すとともに、韓国の新政権と共に朝鮮半島の核問題などを解決する上で協力を保つよう期待する」と述べました。(翻訳:玉華)
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