欧州委員会は18日報告を発表し「金融市場の持続的な不安定が他の部門にも広がりはじめ、多くの困難に直面している」との見解を述べました。
欧州委員会は18日発表したユーロの3ヶ月経済報告で「現在金融市場の不安定による影響はほぼ抑えたが、他の部門に影響を与えている兆候が見られる。銀行は互いの貸付を避けるのに加えて、他の業界や家庭の住宅ローンなどの条件を厳しくしている」としています。
また、この報告で「ユーロ地域の経済成長は今年の7月から9月までの間は順調だったが、その後は金融市場の不安定、インフレ圧力、ユーロの値上がりなどの影響で減速していく」との見方を示しました。(12/19 翻訳:Yin)
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