周小川総裁は、その中で、「中米両国経済の不均衡な発展には、お互いに補完できるところが多い。中国の貿易は黒字が大きく、アメリカは逆に赤字が続く。中国は銀行預金率が高く、内需が不足しているのに対して、アメリカでは消費が過剰になり、家庭の預金率が低い。このような不均衡問題に対応するため、中米両国は政策調整の面で、より力を入れるべきだ」と述べました。