「第5回北京五輪ラジオ連合会議」で5日、五輪会場の安全検査・持込制限品リストに無線通信機器が追加され、専用の許可シールの貼付がない機器は一切持込禁止になることがわかった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
情報産業部無線電信管理局の張勝利・局長は、中華人民共和国情報産業部と第29回五輪組織委員会が共同で発表した「北京五輪および準備期間の無線電信管理暫定規定」にもとづき、五輪開催中、携帯電話などの携帯通信端末、ノートパソコンに接続する無線LANカード、電力1ミリワット以下のリモートキー、カメラ用リモコンを除く各種無線通信機器(トランシーバー、カーラジオ、通信衛星を使って映像を伝送するSNG(Satellite News Gathering)、ワイヤレス翻訳システム、ワイヤレスビデオカメラ、ワイヤレスマイク、コードレスホン、ラジコンなど)は、許可証の貼付がなければ持込みは一切禁止になると紹介した。
無線電信管理部門によると、五輪来場者の携帯電話など通信機器は遮断しないため、五輪組織委員会の要求に適合し、競技や会場環境に影響を与えないという前提で、競技中でも携帯電話やPHSなどの使用が可能という。(編集KA) 「人民網日本語版」
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