北京オリンピック組織委員会公式ウェブサイトによると、北京五輪組織委登録センターの楊明輝副主任は27日の海外メディア交流会で、2008年北京五輪の報道機関登録は第2段階が今月からスタートすると発表した。各国・各地域の指定報道機関には五輪組織委から直接「姓名に基づくメディア登録表」と「メディアの姓名による登録ガイド」が送付される。各国・各地域のオリンピック委員会および登録を希望する報道機関の「姓名に基づくメディア登録表」返信期限は、2008年2月29日となる。
楊副主任によると、五輪(パラリンピック)の身分登録は国際オリンピック委員会(国際パラリンピック委員会)の授権によるものであり、「オリンピック憲章」とオリンピック登録ガイドの規定によって、競技観戦者を除く五輪(パラリンピック)への参加を申請する全てのスタッフには、身分確認と資格認定を実施し、必要かつ適当な権利を与え、五輪(パラリンピック)における職責履行を確保することになっている。
「オリンピック憲章」に規定によれば、五輪(パラリンピック)の身分登録カードは所有者のパスポートまたはその他の正式な旅行ドキュメントと共に、開催国への出入国ドキュメントの一つとなる。身分登録カードの所有者は、五輪(パラリンピック)の大会前後1カ月以内において、開催国での停留と五輪関係の職責履行が許される。
楊副主任は、身分登録カードは五輪(パラリンピック)の職務証明であり、「フリー通行証」や「無料観戦チケット」ではないと強調する。座席予約の権利があるスタッフ以外は、身分登録カードによって試合を見ることはできない。
北京五輪には記者2万1600人が集まると見込まれており、北京五輪組織委登録センターは来年5月から、登録報道機関に対する身分登録カード発給をスタートする。(編集ID)「人民網日本語版」
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