中国湖北省社会科学院の趙凌雲院長は、29日北京で、「中国の対外開放戦略は、中国だけではなく、地域や世界にも利益をもたらし、世界の調和を推し進める積極的な要素だ」と語りました。
これは、趙凌雲院長が中国社会科学院による『調和の取れた国際環境を作り上げろう』というシンポジウムで述べたもので、趙凌雲院長は、また、「経済特別区の設立から、全方位で広範囲かつ複数の段階という対外開放の局面の基本的な形成まで、中国は、相当速い時間で進み、比較的閉鎖的な国から開放度の最も高い発展途上国に成長してきた」と語りました。
さらに、趙凌雲院長は、「中国の対外開放には、調和の取れた世界が必要だ。したがって、中国政府は、創造的で調和の取れた社会の構築という理念を国際秩序の構築の実践に生かし、調和の取れた世界という理念を打ち出した」と述べました。(翻訳:李軼豪)
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