中国共産党の機関紙「人民日報」の3日の報道によりますと、ここ数年、中国は経済のグローバル化に積極的に参与すると共に、対外開放のレベルを高めたことで、全方位的な対外開放の枠組みをほぼ形成しています。
人民日報はその文章で、「ここ数年、中国は国際産業の移転というチャンスを逃さず、また、経済のグローバル化に積極的に参与した結果、去年の中国の輸出入総額は1兆7000億ドルあまりに達し、2002年の2.8倍となった。また、外資導入では、中国のハイテク産業への外資参与を奨励すると同時に、いろいろな措置を講じて、多国籍企業による中国での研究開発センターの設置を促している。更に中国は、増えてきている貿易摩擦を交渉を通じて解決することを主張している。このほか、中国は国際貿易の法則制定に参与し、その過程で、発展途上国の要望などを十分に反映し。実際行動で責任のある大国となりつつある」としています。
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