中国の胡錦涛国家主席は、23日、活動報告を行うため北京入りした香港特別行政区の曾蔭権行政長官とマカオ特別行政区の何厚カ行政長官とそれぞれ会談しました。
曾蔭権行政長官と会談した際、胡錦涛国家主席は、「今後5年は、香港特別行政区にとって重要な時期である」と指摘した上で、「中国中央政府の新しい指導グループは、引き続き『一国二制度』、『香港人による香港管理』、高度自治という方針を揺るぎなく堅持するとともに、いままでどおり香港問題を重視し、全力をあげて行政長官や法に基づいて行われる政治を支援していく」と語りました。
また、マカオ特別行政区の何厚カ長官との会談で、胡錦涛国家主席は、何行政長官の活動を評価した上で、「特別行政区政府が全力を上げて政治を行い、民衆とともに困難を乗り越え、前向きに進みさえすれば、マカオの各事業は必ず前進できる」と述べました。(翻訳 朱丹陽)
|