中国国家発展改革委員会農村経済局の方言副局長は、20日、広東省広州市で開かれた国際油脂大会で、中国の食料供給事情について言及し、「中国は、確実な政策の実施によって、95%の食糧の自給率を確保していく」と述べました。
それによりますと、今後10年間、中国の食糧自給率は95%を維持していく見込みですが、長期的に見ると、供給不足になる恐れがあります。特に多くの農村人口が都市に流入するに従って、畜産用の飼料や大豆など、植物油の原料の不足が心配されるということです。
方言副局長は、また、「農産品の供給を確保するため、2006年から2010年にかけて、大規模生産を促し、農作物の質を高めていくなどの措置をとる」と述べました。(翻訳:GK)
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