中国外務省の劉建超報道官は20日北京で、「中国は、イランが国連安保理の関連決議を確実に履行し、IAEA(国際原子力機関)との協力を強めるよう望んでいる」と語りました。
劉建超報道官は、「IAEAのエルバラダイ事務局長が提出したイランの核問題に関する報告書は、客観的かつ専門的なものだ。中国は関係各方面と協力して、イラン核問題の解決に外交的な努力を払い、会談の早期再開を促していきたい」と語りました。
このほど、一部のアメリカの政府関係者は「中国はイランの核問題に余り積極的ではない」という発言をしました。これに対し、劉建超報道官は、「中国は一貫して核拡散防止の国際メカニズムを守り、自らの努力によって会談を促し、外交ルートによる平和的な解決を求めている。アメリカの一部の人が理由なく中国を批判しているが、その発言は事実に合わないばかりか、双方の協力に影響を与えるだろう」と語りました。(11/20 翻訳者:Lin)
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