朝鮮と韓国の首相会談が14日午後韓国のソウルで始まりました。韓国のハン・ドクス首相と朝鮮のキム・ヨンイル首相はそれぞれ代表団を率いて一回目の全体会議に出席しました。
ハン・ドクス首相とキム・ヨンイル首相は会談の冒頭発言し、「先月行われた南北首脳会談で合意した『南北関係発展と平和繁栄宣言』は、南北両国が朝鮮半島の平和と繁栄のために結んだ画期的な協議である。今回の首相会談はこの宣言を履行し、具体的な協定を達成し、実行できることを願っている」という態度をともに表明しました。
朝鮮のキム・ヨンイル首相はこの日の午前ソウルに到着した後、「民族自主」の精神を踏まえて会談で成果を収めるため努力を行うというステートメントを発表しました。
今回は1992年以来15年ぶりの首相会談です。韓国のノ・ムヒョン大統領と朝鮮のキム・ジョンイル最高指導者が先月4日ピョンヤンで発表した「南北関係発展と平和繁栄宣言」に基づいて、南北双方は今月首相会談を行うことに同意しました。今回の首相会談では、この宣言の実行をめぐって話し合うことになっているということです。(翻訳:KH)
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