中国国務院西部地区開発指導グループ弁公室の曹玉書副主任は7日、陝西省西安市で、記者の取材を受けた際、「現在、西部大開発の戦略はインフラ施設と生態環境保護の建設の段階から、特色があって優位性のある産業を大いに発展させる新しい段階に入った」と述べました。
曹玉書副主任はこの中で、「特色があって優位性のある産業を大いに発展させることは、西部大開発戦略において今後努力する重点である。西部地区はエネルギー、鉱産物資源、設備製造、及び農産物加工などの面でいずれも相当な優位性を持っている。西部地区はこれらの優位性を活かして特色のある産業をいち早く確立しなければならない」と述べました。
曹玉書副主任はまた、「西部地区は発展の過程で、対外開放を重視し、中国の中部地域や東部地域との交流を強め、また、世界各国や地域との貿易と協力を強化し、互いにビジネスチャンスを作り出さなければならない」と語りました。(翻訳:玉華)
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